映画芸術

脚本家荒井晴彦が編集発行人を務める季刊の映画雑誌。1月、4月、7月、10月に発行。2016年に創刊70周年を迎えました!書店、映画館、Amazon、Fujisanほかにて発売中。

4月30日発売 「映画芸術」春 487号

映画芸術 春 487号 (発売日2024年4月30日) オッペンハイマー 飯田哲也 科学技術と人類の十字路 山本おさむ 難解という名の詐術 畠山宗明 クリストファー・ノーランとツァーリ・ボム ゲバルトの杜 彼は早稲田で死んだ 代島治彦 内ゲバで死んだすべての死者を…

1月30日発売 「映画芸術」冬 486号

映画芸術 冬 486号 (発売日2024年1月30日) 2023年 日本映画ベスト&ワースト 相田冬二 石飛徳樹 井上淳一 上野昻志 宇田川幸洋 浦崎浩實 大高宏雄 岡田秀則 緒方伶香 岡本安正 荻野洋一 小薗賀津雄 小薗裕美子 小野 寛 春日信一 上條葉月 川口敦子 木全純治 …

10月30日発売 映画芸術 秋 485号

映画芸術 秋 485号 (発売日2023年10月30日) 花腐し 綾野 剛 荒井さんのホンは、フィクションの強さを信じているホンなのです 柄本 佑 濡れたコートを同時に脱ぐシーンは 台本には書かれていませんでした さとうほなみ 私が祥子でいられたのは、綾野さんと柄…

【宣伝】篠田翔平第一詩集『おくりもの』刊行 2 年後にひらく記念会 “抒情の行方”

弊誌編集部・稲川方人が講師として携わる トークイベントが開かれることとなりました。是非お越し下さいませ。 第一部 基調講演【講師】稲川方人 第二部 トークセッション 【登壇者】篠田翔平・中尾太一・菊井崇史・稲川方人 【日時】2023年8月27日(日) 15:0…

7月31日発売!映画芸術484号

映画芸術 夏 484号 (発売日2023年7月31日) 『福田村事件』を語る 井浦 新 田中麗奈 私たちは、あの時代のことも戦争のことも知らず、歴史を背負うことも出来ません。しかし、生きていた人々に心を寄せることは出来ます コムアイ 人を助けるのではなく、自分…

4月28日発売!映画芸術483号

渇水 髙橋正弥 子どもが主人公の映画に惹かれてきました。恵子と久美子の幼い姉妹を通して 未来に何か提言できると思いました 加藤正人 慈雨到来 せかいのおきく 阪本順治 途中で出て行く人がいるかもしれないけど、最後まで見てもらえれば、何を真ん中にし…

1月30日発売!映画芸術482号

映画芸術 冬 482号 (発売日2023年1月30日) 2022年 日本映画ベスト&ワースト 相田冬二 石飛徳樹 磯田 勉 上野昻志 宇田川幸洋 浦崎浩實 大高宏雄 岡田秀則 緒方伶香 岡本安正 荻野洋一 小薗賀津雄 小薗裕美子 春日信一 上條葉月 川口敦子 北村匡平 小嶋千佳 …

10月31日発売!映画芸術481号

映画芸術 秋 481号 (発売日2022年10月31日) 天上の花入山法子 有森也実 容易には答えの出ない人の思いをこの映画は救うのだと思います 東出昌大 萩原朔美 寺脇 研愛する女性を殴る衝動は自傷行為に近いのではないだろうか 片嶋一貴 役者たちと見ているものが…

7月29日発売!映画芸術480号

映画芸術 夏 480号 (発売日2022年7月29日) はい、泳げません/わたしのお母さん阿部純子 自分の素が役柄に正直に出てくる それが私のスタイルかと思います いま「戦争映画」を見る戦争と女の顔中本道代 戦後を生きる女性兵士たち 失われた時の中で常石敬一 …

4月30日発売!映画芸術479号

映画芸術 春 479号 (発売日2022年4月30日) 特集・『アネット』 恩地日出夫追悼特集 アネット 堀越謙三 聞き手=川口敦子レオスは自分の作品を否定して次に進む。だから言うなれば僕と彼は共犯関係なのです 川本 徹 ふたつのA 『アネット』とアメリカ文学塩…

1月28日発売!映画芸術478号

映画芸術 478号 (発売日2022年1月28日) 2021年日本映画ベスト&ワースト 選評相田冬二 石飛徳樹 磯田 勉 伊藤 雄 井上淳一 浦崎浩實 大高宏雄 岡田秀則 岡本安正 荻野洋一 小薗賀津雄 小薗裕美子 川口敦子 北村匡平 児玉美月 志村秀人 新宿かぼす会 田辺…

10月29日発売!映画芸術477号

映画芸術 秋 477号 (発売日2021年10月29日) 草の響き場の可能性に執着する繊細な演出で人の姿を見つめ続ける斎藤久志、その最新作は、力作が揃う連作の1本となった。精神の暗部に苦しむ夫と、夫との重い関係に苦しむ妻。各シーンのディティールに潜む思いを…

7月30日発売!映画芸術476号

ドライブ・マイ・カー巧みな演出法と話法で新作毎に注目される俊英・濱口竜介が村上春樹の短編に挑んだ『ドライブ・マイ・カー』、チェーホフの「ワーニャ叔父さん」の舞台劇を交差させ、登場人物の多重な心理に繊細な眼差しを向ける濱口演出、本領発揮の出…

4月30日発売!映画芸術475号

『狼をさがして』『きみが死んだあとで』をめぐって1967年10月8日以後の新左翼の変容と敗北。60年代後半にはじまる学生を主とした革命闘争を見つめる2本のドキュメンタリーが、奇しくも同時期に公開。闘争の場に関わった人々の声、いまを生きる心…

1月29日発売!映画芸術474号

2020日本映画ベスト&ワーストベスト1位「れいこいるか」2位「37セカンズ」3位「アルプススタンドのはしの方」4位「本気のしるし 劇場版」5位「ミセス・ノイズィ」※誌面に訂正がございます。深くお詫び申し上げます。「VIDEOPHOBIA」「風の電…

10月30日発売!映画芸術473号

ジオラマボーイ・パノラマガールバブル末期を描いた岡崎京子の世界観を継承しながら、やがて来るはずだったオリンピックを待つ2019年の揺れ動く東京の風景に瀬田なつき固有の自在な感情を交差させる心地よい1篇が完成した。【鼎談】瀬田なつき 山田杏奈 鈴木…

7月30日発売!映画芸術472号

ミニシアターはいまどうしている?その後予想を超えた多くの場所に届いた前号の特集。劇場運営に関わるひとたちの声は、コロナ禍を生きる私たちの普遍の声だった。いまなお危機は止むことがない。今号では、札幌から石垣島まで、劇場の現場にいるひとたちに…

4月30日発売!映画芸術471号

ミニシアターはいまどうしている?当初、元フランス映画社・柴田駿氏の追悼を込めて、劇場関係者の皆様に当時のミニシアターの熱気を伺う企画でしたが、昨今の映画を取り巻く深刻な状況を受けて内容を拡大。皆様にいまの声を添えてもらうことにしました。ガ…

映画芸術470号発売!

2019日本映画ベスト&ワースト ベスト101位「火口のふたり」2位「半世界」3位「宮本から君へ」4位「嵐電」5位「よこがお」6位「月夜釜合戦」7位「多十郎殉愛記」8位「岬の兄妹」8位「殺さない彼と死なない彼女」10位「ワイルドツアー」※「岬の兄妹」「…

映画芸術469号発売!

大特集「私はこれで決めました」荒井晴彦編集長30年記念!就任第一号の人気企画をいま再び。映画人60名が「なぜ映画に関わることになったのか」を告白![1989、1991年の再録あり]相澤虎之助 足立 紳 足立正生 安藤 尋 安藤桃子井口奈己 池田千尋 池田敏春 石…

映画芸術468号発売!

火口のふたり荒井晴彦監督最新作!山本周五郎賞、直木賞を受賞し、絶大な支持を得る作家・白石一文による同名小説を映画化。気鋭のスタッフ・キャストが集結!【インタビュー】荒井晴彦 (聞き手=川口敦子) 二人でも三人目の影を意識しつつ、の二人だと思う…

映画芸術467号発売!

黒澤満の映画史パート11955年に映画界に入る以前から、映画狂の情熱をたぎらせていたその自在な感性が七◯年代以後の日本映画に及ぼした波動は計り知れない。稀代のプロデューサーの軌跡を辿れば、現在の映画が亡失した貴重な何かがそこに顕れてくるだろう 舘…

映画芸術466号発売!

2018年 日本映画ベスト&ワースト【ベスト】1.きみの鳥はうたえる(監督/三宅 唱)2.寝ても覚めても(監督/濱口竜介)3.菊とギロチン(監督/瀬々敬久)4.勝手にふるえてろ(監督/大九明子)5.ニッポン国VS泉南石綿村(監督/原 一男)6.ごっこ(監督/熊…

映画芸術465号発売!

特集『止められるか、俺たちを』1960年代末から70年代初めの流動的な時代の息吹を獰猛なまでに体現していた若松孝二の数々の映画。それらを恊働した若々しい群像のなかにひとりの女性がいた。助監督・吉積恵だ。彼女の「生と死」が50年後の現在に呼び戻され…

映画芸術464号発売!

特集『菊とギロチン』【対談】東出昌大+寛 一 郎にぎやかな話題に彩られてついに公開した『菊とギロチン』。主人公の中濱鐵と古田大次郎を演じたふたりが語る 【鼎談】瀬々敬久(監督)+相澤虎之助(脚本)+荒井晴彦(弊誌編集長)自在な題材を旺盛にこな…

6月30日(土)開催!小松範任追悼上映会

東映の、知られざる異能小松範任追悼上映会 6月30日(土) 開始13時30分 終演1 6時30分◎会場:日本映画大学新百合ケ丘大教室 《上映作品》 フラワーアクション009ノ1/シリーズ第一話日本爆破アンタッチャブル 原作=石森章太郎 脚本=龍達彦、林強…

映画芸術463号発売!

特集『焼肉ドラゴン』【インタビュー】監督:鄭義信 時代の大きなうねりの中で生きた人々の、消えてしまいそうな歴史の一コマを残しておきたい。その気持ちが強かったです。 出演:真木よう子 瓦礫になってしまったあの街を見て、涙が止まらなくなってしまい…

映画芸術462号発売!

2017 日本映画ベスト&ワースト ベスト1『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』 ベスト2『幼な子われらに生まれ』 ベスト3『バンコクナイツ』 ワースト1『三度目の殺人』 ワースト2『関ヶ原』 ワースト3『あゝ、荒野』 相田冬二 石飛徳樹 磯田 勉 宇田川幸…

映画芸術461号発売!

特集『花筐/HANAGATAMI』 『この空の花―長岡花火物語』『野のなななのか』、近作で語り継いだ、国家とそこに生きる人々への深遠な思い、そしてその自在で豊穣な大林映画史が見つめ続けたもの、長編『花筐/HANAGATAMI』を完成させたハイセンショウネン大林…

映画芸術460号発売!

特集『幼な子われらに生まれ』 1996年、当時まだ無名だった重松清が発表した「幼な子われらに生まれ」。映画化の権利を荒井晴彦に委ねて20年の時が経った。テレビでのドラマ化のオファーを流したことも・・・。失われなかった小説家と脚本家の信頼、ようやく…