映画芸術

脚本家荒井晴彦が編集発行人を務める季刊の映画雑誌。1月、4月、7月、10月に発行。2016年に創刊70周年を迎えました!書店、映画館、Amazon、Fujisanほかにて発売中。

1月28日発売!映画芸術478号

撮影中の澤井信一郎がうつっている表紙

映画芸術  478号 (発売日2022年1月28日)

2021年日本映画ベスト&ワースト

選評
相田冬二 石飛徳樹 磯田 勉 伊藤 雄 井上淳一 浦崎浩實 大高宏雄 岡田秀則 岡本安正 荻野洋一 小薗賀津雄 小薗裕美子 川口敦子 北村匡平 児玉美月 志村秀人 新宿かぼす会 田辺隆史 千浦 僚 出町光識 寺脇 研 中村賢作 伴 一彦 藤原奈緒 ファビアン・カルパントラ 細谷隆広 前田耕作 吉田伊知郎 渡辺武信 渡辺葉子 映画芸術編集部

 

なん・なんだ
山嵜晋平
この山を越えれば明日があると思っていた場所。そこから、彼らの明日も続いているはずです

 

【対談】高橋伴明×下元史朗
鴨川が三途の川のように

 

【対談】中野 太×荒井晴彦
必然と理由が必要です

 

井坂洋子 人はいくつになっても、変わることができる

 

ジョン・カーペンターを、いま!
 青山真治 スネーク・プリスケンとは何者なのか

 

インタビュー 取材・文 魚住桜子
ジェーン・カンピオン
自分が心に秘めていることを誰も盗むことはできないと、長年、私は自分に言い聞かせてきました


新作レビュー
 三度目の、正直
  朱 依拉 女が女でいられる条件とは何か?

 焼け跡クロニクル
  後藤和夫 映画の原初に立ち帰る喜びに満ちた映画

 濡れた賽の目
  風間久徳 埋もれてしまった映画をいまここに

 クライ・マッチョ
  大野南淀 後部座席から亡霊は現れない

 悪なき殺人
  田中千世子 この映画のために原作が生まれた

 夜空に星のあるように
  村山匡一郎 現実感とポリフォニックな輝き

 

連載 映画たちよ!私たちのディスクール
 映画と映画人の「誠実さ」を私たちが意識するとき
  川口敦子 児玉美月 坪井里緒 岩槻 歩

 

ポーランド映画祭2021
 近藤希実 先人のDNAが現代にどう息づいているか

 

追悼 澤井信一郎
 伊藤俊也 私は澤井の映画を見ながら、もういない澤井に嫉妬を感じました
 瀬戸恒雄 ともに撮影所の寮にいました
 高田勇夫 きれぎれの回想
 大谷達之 浜松北高校東京外語大学の澤井
 丸山昇一 丁寧で艶があったよ
 沢 竜二 澤井信一郎と私
 西部智子 父と澤井信一郎監督と「映画芸術
 佐伯俊道 幻のミツコ・クーデンホーフ
 久石 譲 あの時の若さ、あの時の澤井さん あの時代だから書けた曲……
 角川春樹 この監督に任せておけば間違いない
 岡田 裕 同期の映画人がまた一人逝った
 林 久登 澤井兄弟と四日市
 小嶋雄嗣 澤井監督ご夫妻のこと
 寺脇 研 澤井さんとの30年
 鈴木一誌 現在を滲ませる 澤井信一郎監督の思い出
 隅田 靖 私と澤井さんとの出会いと別れ。そしてこれからの道すじ
 澤井郷子 気は遣いましたが、楽な人でした
 富田偉津男+澤井浩司 信治と余志郎、この二人が澤井家を代表します

 

澤井信一郎未映画化シナリオ 流浪芸人

 

追悼 高岩 淡
高田宏治 人も料理も酒も京の超一級、音頭をとったのは、高岩先輩やった
檀 ふみ 健さんと淡叔父のこと

 

追悼 井川耕一郎
高橋 洋 あの懐かしい部屋に帰ることはもうない

 

映芸ジャーナル
テレビで会えない芸人/春原さんのうた/誰かの花/国境の夜想曲/金の糸/選ばなかったみち/さがす
木村奈緒/武隈風人/菊井崇史/吉田晴妃/桝田豊/髙木 愛/磯田 勉

 

Book Review
三上雅通 ショーレ・ゴルパリアン著「映画の旅びと」
岡村幸宣 村山恒夫著「新宿書房往来記」

 

連載
OUT OF SCREEN わたなべりんたろう
サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
大木雄高「LADY JANE」又は下北沢周辺から
志村秀人 そこに風は吹いているか
雀の涙 春日信一
荒井晴彦ノート
編集子雑記