映画芸術

脚本家荒井晴彦が編集発行人を務める季刊の映画雑誌。1月、4月、7月、10月に発行。2016年に創刊70周年を迎えました!書店、映画館、Amazon、Fujisanほかにて発売中。

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

映芸ダイアリーズ 2011日本映画ベストテン&ワーストテン <br>萩野亮、近藤典行

萩野 亮(映画批評) ベスト 1 なみのおと(濱口竜介、酒井耕) 2 相馬看花―第一部 奪われた土地の記憶―(松林要樹) 3 トーキョードリフター(松江哲明) 4 無常素描(大宮浩一) 5 わたしたちの夏(福間健二) 6 その街のこども 劇場版(井上剛) 7 愛しき…

映芸ダイアリーズ 2011日本映画ベストテン&ワーストテン <br>金子遊、若木康輔

金子 遊(映像作家・脚本家) ベスト 1 緑子/MIDORI-KO(黒坂圭太) 2 予告する光 gozoCiné(吉増剛造) 3 光の絵巻(石田尚志&牧野貴) 4 監督失格(平野勝之) 5 DREAMS 追悼・相原信洋 6 歓待(深田晃司) 7 ROADSHOW(大木裕之) 8 YOYOCHU SEXと代々…

細谷隆広インタビュー<br>川向こうの映画館で(前篇)

いまや伝説の名画座と言われる、自由ヶ丘推理劇場、大井武蔵野館、中野武蔵野ホールなどで支配人を務め、一部の映画ファンからタコ支配人の愛称で親しまれた細谷隆広氏。彼がそれらの映画館で組んだプログラムはシネマヴェーラ渋谷や銀座シネパトスなど現在…

『生きてるものはいないのか』<br>石井岳龍(監督)インタビュー

『五条霊戦記 GOJOE』(00)以来、じつに12年ぶりとなる石井岳龍(聰亙改め)監督の長編が公開される。現在、監督が教鞭を取る神戸芸術工科大学を本拠とし、スタッフ・キャストに学生をまじえ撮り上げた本作。原作は、劇団「五反田団」を主宰する劇作家・演…

映芸シネマテークvol.11レポート<br>『ギ・あいうえおス-ずばぬけたかえうた-』

ダニエル・シュミット『KAZUO OHNO』(95)、園子温『うつしみ』(99)など、国内外で高い評価を呼ぶ作品を輩出してきた、愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品。映芸シネマテークvol.11では平成21年度作品、『ギ・あいうえおス-ずばぬけたかえうた-』…

映芸シネマテークvol.12のお知らせ

3月9日(金) 姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う 西みがき 玄関の女 大工原正樹監督の映画ではとても普通じゃない愛や憎しみばかり描かれているのに、見ていて不思議と納得してしまう。昨年公開され話題を呼んだ『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う』も、…