映画芸術

脚本家荒井晴彦が編集発行人を務める季刊の映画雑誌。1月、4月、7月、10月に発行。2016年に創刊70周年を迎えました!書店、映画館、Amazon、Fujisanほかにて発売中。

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

映芸シネマテークvol.3「桃まつりの収穫まつり」トークショー<br>大野敦子 青山あゆみ 沖島勲

6月8日の映芸マンスリーvol.3では、若手女性監督たちのオムニバス企画「桃まつり」をピックアップ。その上映作品の中から『感じぬ渇きと』(監督:大野敦子)『きつね大回転』(監督:片桐絵梨子)『みかこのブルース』(監督:青山あゆみ)『月夜のバニ…

荒井晴彦の映画×歴史講義・第五回<br>『人間魚雷回天』(55)×特攻

脚本家・荒井晴彦が映画とそこに描かれた歴史的事件について語る好評連載「荒井晴彦の映画×歴史講義」。本連載は日本映画学校脚本ゼミの卒業生を対象にした勉強会を採録したもので、映画『無能の人』などで知られる脚本家の丸内敏治さんがともに講師役を務め…

映芸シネマテークvol.4の上映作品が決定!!

映画芸術が主催する上映会、映芸シネマテーク(旧映芸マンスリー)も3年目に突入し、これまで以上に問題提起型のイベントを目指してがんばっていきたいと思います。 映芸マンスリーとなって4回目にあたる次回の開催日は9月1日(火)。本誌428号の特集「イン…

試写室だより『灰土警部の事件簿 人喰山』<br>映画の闇、映画館の闇 <br>深田晃司(映画監督)

どろりと黒い空の下、あたかも巨大な幽霊であるかのような古びたマンションのベランダから布団が一枚、ひらりひらりと、落ちていく。それは、何か重力とは全く別の法則に従うような気味の悪い落下で、左右に揺れる布団は闇に映え白以上に「ドス白い」。その…