映画芸術

脚本家荒井晴彦が編集発行人を務める季刊の映画雑誌。1月、4月、7月、10月に発行。2016年に創刊70周年を迎えました!書店、映画館、Amazon、Fujisanほかにて発売中。

2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『軽蔑』 <br>廣木隆一(監督)、鍋島淳裕(撮影)、森重晃(プロデューサー)トーク

柳町光男監督『火まつり』以来、26年ぶりの中上健次原作映画となる『軽蔑』。本作はまた、『ヴァイブレータ』『やわらかい生活』以来、廣木隆一監督と森重晃プロデューサーがタッグを組んだ注目作でもあります。 和歌山県新宮市にある建築家、西村伊作の記念…

『亡命』 <br>翰光(監督)インタビュー

「亡命」という言葉を聞いて、みなさんは何を連想するでしょうか。 本作は、中国国内からアメリカ、フランス、スウェーデン、オランダへ逃れた作家、詩人、美術家など計14名の大物の亡命者へインタビューを試みています。 私たちは本当の中国の姿をどれだけ…

「ニッポンコネクション」レポート <br>参加監督が見たドイツの日本映画祭 <br>中川究矢(映像作家)

4月27日から5月1日までドイツのフランクフルトで開催された世界最大級の日本映画の祭典「ニッポンコネクション」に初参戦して来ました。 偶然にも今年の「ニッポンコネクション」(以下、ニチコネ)は監督作の『進化』の他、録音で参加した『ヘルドライバー…

『歓待』 <br>深田晃司(監督)インタビュー

映芸ダイアリーズの一員でもある深田晃司監督の新作『歓待』の東京公開が4月23日から始まりました。本作は東京国際映画祭のある視点部門で作品賞を受賞、主演女優の杉野希妃さんがプロデューサーを務めていることや、劇団「青年団」の俳優とのコラボレーショ…

映画館だより『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』 <br>こんな気持がわかるかい <br>若木康輔(ライター)

自分の原則として、映画評は試写で拝見したもののプレビューのみにしている。公開が始まった作品まで書いたら、歯止めが利かなくなる。僕は作文中毒者なので、なんでも好きに書いていいと言われると、ホントにサルのようにいつまでも書き続けてしまう。 その…

4月30日より「映画芸術」435号発売!

B5判/192頁/増頁特別定価1500円 【日本映画新作】 『大鹿村騒動記』 インタビュー;原田芳雄+岸部一徳 インタビュー;阪本順治 論考;新城勇美「おもしろうてやがてかなしき喜劇かな」 『マイ・バック・ページ』 座談会;絓 秀実+佐伯俊道+青木研次+稲…