映画芸術

脚本家荒井晴彦が編集発行人を務める季刊の映画雑誌。1月、4月、7月、10月に発行。2016年に創刊70周年を迎えました!書店、映画館、Amazon、Fujisanほかにて発売中。

2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

僕の『へばの』宣伝記 <br>加瀬修一(ライター/映画『へばの』宣伝協力)

そもそも僕は映画の宣伝などしたことがない。『へばの』に関わったのは、不思議な縁と好奇心から。そんな話が役に立つのかどうかはなんとも心許ないが、今後自分達で映画を公開していきたい人達に、「それくらいなら、俺達にもできるじゃねえか!」と思って…

『ジャイブ 海風に吹かれて』 <br>サトウトシキ監督インタビュー

瀬々敬久、佐野和宏、佐藤寿保らとともに「ピンク四天王」と呼ばれたサトウトシキ監督の名前は、ある年代の邦画ファンにとっては特別な響きを持っているのではないでしょうか。そんなサトウ監督の新作『ジャイブ 海風に吹かれて』がいよいよ6月6日(土)か…

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009参戦記 Part 2 <br>『大拳銃』宮川ひろみ(主演)・大畑創(監督)Wインタビュー <br>デューイ松田(ライター)

今回のゆうばりファンタ、一番の大収穫だった『大拳銃』。元々鑑賞作品を選ぶ際に、『手が! 頭が!! 胸部が!!! 木っ端微塵にハジけ飛ぶ!!!!! ひとつの「確信」を得ることの出来た男が繰り広げる、短編自主アクションノワール映画』という、この2行のコピー一…

「東京学生映画祭」入選作を見る <br>西尾孔志(CO2映画祭ディレクター)/平澤竹識(編集)

「学生映画のススメ」 西尾孔志(CO2映画祭ディレクター) 店員A「店長、成瀬と清順が盗まれました!」 店員B「ひばりモノも3本やられました!!」 店長 「何ぃぃぃ、あいつら許せねぇぇぇ!!」 「学生映画」とは学生が撮った映画であり、つまりは20才前後…

雑誌のオンライン書店Fujisan.co.jpでも購入可能になりました!

3,000以上の雑誌を取り扱うオンライン書店Fujisan.co.jpで映画芸術の購入が可能になりました。映画芸術DIARYのバックナンバーページから最新号(427号)が購入できるようになるまでにはもうしばらく時間がかかりますので、購入を希望される方はFujisan.co.jp…

映芸ダイアリーズ座談会 <br>柳下毅一郎氏のブログ発言から、ベストテン&ワーストテンを考える

弊誌426号に掲載された「2008日本映画ベストテン&ワーストテン」に対しては、批判を含めた少なからぬ反響をいただきましたが、本サイト「映画芸術DIARY」ではこれまで一切の対応をおこなってきませんでした。その理由は、管理人が「映画芸術」を代表する立…

試写室だより『余命1ヶ月の花嫁』『60歳のラブレター』 <br>初夏の感動コレクション~手紙/それで自由になったのかい <br>若木康輔(ライター)

知ってましたか。厳しい批評をする媒体には、試写状を送らない会社があるそうだ。 へえ、と思いつつ、実話を基にした難病ものに、ハートフルなアラカン(還暦前後)世代応援歌を見た。 二本とも丁寧な仕上がりで、看板通りに、きちんと完結している。メジャ…

6月8日(月)の映芸シネマテークVol.3は 「桃まつり」の収穫まつり!!

6月8日(月)に開催する次回の映芸シネマテークでは、若手女性監督のオムニバス企画「桃まつり」をフィーチャー。昨年の「真夜中の宴」と今年の「KISS!」の上映作品から選りすぐりの秀作5本を一挙上映いたします。未見の方はこの機会に是非ご来場くださ…

ジュンク堂書店 池袋本店9階にて<br>映画芸術&nobodyジョイントブックフェア<br>「ゼロ年代日本映画考察」開催中!!

ただ今、ジュンク堂池袋本店9階芸術コーナーにて、映画芸術とnobodyのジョイントブックフェア「ゼロ年代日本映画考察」を開催中です(5月末まで)。両誌のバックナンバーはもちろんのこと、推薦書籍、関連書籍など数十種類の書籍を集めて販売しております…

ゆうばりバリューを味わい尽くせ! <br>ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009参戦記 Part 1 <br>デューイ松田(ライター)

それは『オーメン2』と『ゾンビ』から始まった 今にして思えば、豪気な叔母だった。小学生の姪を、『オーメン2』と『ゾンビ』の二本立てに連れて行くとは…。おかげで、ジャンル映画好きの立派な大人に成長した私。現在は、バイトしつつの韓流系イラストライ…