映画芸術

脚本家荒井晴彦が編集発行人を務める季刊の映画雑誌。1月、4月、7月、10月に発行。2016年に創刊70周年を迎えました!書店、映画館、Amazon、Fujisanほかにて発売中。

2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

明日、10月30日は映画芸術の発売日です!

明日、10月30日に「映画芸術」本誌が発売になります。 今号では根岸吉太郎監督、田中陽造さん脚本の力作『ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ』に注目し、根岸監督および美術監督・種田陽平さんのインタビューを掲載。成瀬巳喜男の諸作を見据えながら、“新たな時代…

試写室だより『谷中暮色』 <br>何をどう伝えるのか <br>加瀬修一(ライター)

谷中を初めて訪れたのは、もう17年前になる。劇団第七病棟公演『オルゴールの墓』を柏湯という200年の歴史のある銭湯(廃業していた)で観た。当日券を購入すると開場まではまだ随分と時間があったので、散策を決め込んで路地に入る。当時谷中の事など…

出光真子(映画作家)インタビュー

出光真子は注目すべき映画作家であり、日本のビデオアートを牽引してきたアーティストである。60年代後半にアメリカ西海岸で実験映画を撮りはじめ、70年代初頭から、主婦やジェンダーの視点で撮ったビデオアート作品を発表し続け、国際的な評価を得るように…

『行旅死亡人』 <br>井土紀州(監督)インタビュー

商業映画の世界では瀬々敬久監督作品や『YUMENO』(鎌田義孝監督)『ニセ札』(木村祐一監督)などの脚本に携わる一方、インディペンデントの世界では映画制作集団スピリチュアルムービーズを拠点に、『百年の絶唱』『レフト・アローン』『ラザロ』などの作…

東京国際映画祭 <br>矢田部吉彦(プログラムディレクター)インタビュー

10月17日(土)~25日(日)までTOHOシネマズ 六本木ヒルズとシネマート六本木を会場に東京国際映画祭映画が開催されます。映画は好きだけど、映画祭にはあまり行ったことがないという方は意外と多いのではないでしょうか。実はかく言う私もあまり映画祭とい…