映画芸術

脚本家荒井晴彦が編集発行人を務める季刊の映画雑誌。1月、4月、7月、10月に発行。2016年に創刊70周年を迎えました!書店、映画館、Amazon、Fujisanほかにて発売中。

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『ゲゲゲの女房』<br>鈴木卓爾(監督)インタビュー

漫画家水木しげるさんの妻、武良布枝さんによる自伝的エッセイ「ゲゲゲの女房」の映画版を監督したのは、俳優としても活躍する一方、ドラマ「中学生日記」や映画『のんちゃんのり弁』(09)などの脚本を書き、『私は猫ストーカー』(09)の監督もつとめた鈴…

『堀川中立売』<br>高木風太(撮影)インタビュー

本誌430号のフィルメックス特集で取り上げた後、サイトでも柴田剛監督のインタビューや映画批評家萩野亮さんによる映画評を掲載してきた『堀川中立売』が、いよいよ11月20日からポレポレ東中野と吉祥寺バウスシアターで公開されます。 そこで今回は、同作で…

試写室だより『ベオグラード1999』<br>映芸ダイアリーズ・クロスレビュー

加瀬修一(プランナー/ライター) 初めて『ベオグラード1999』を観た時、これはナショナリズムへの拒絶反応や権力志向への嫌悪、右翼思想に対する批評的なドキュメンタリーというよりも、私小説というか映像詩というか、金子遊という1人の青年の10年間の魂…

学生による学生のための学生映画体験レポ<br>「京都造形芸術大学ケンカ腰上映会レポート」<br>斗内秀和(学生)

9月19日、20日に、京都造形芸術大学(以下、京造)で、学園祭に合わせて、京造映画学科の主催による「ケンカ腰上映会」が行われた。これは11月に開催される京造映画祭の番外編企画として、映画祭で決定される全国の学生映像作品を対象とした京造アカデミー賞…

映画芸術最新号(433号)発売!!

10月30日に「映画芸術」433号が発売となりました。 今号の巻頭は『海炭市叙景』熊切和嘉監督のインタビューです。佐藤泰志さんの原作を映画化すべく集まった函館の方々を中心に制作された本作。メインキャストにも、地元のオーディションで選ばれた方々が多…