映画芸術

脚本家荒井晴彦が編集発行人を務める季刊の映画雑誌。1月、4月、7月、10月に発行。2016年に創刊70周年を迎えました!書店、映画館、Amazon、Fujisanほかにて発売中。

6月8日(月)の映芸シネマテークVol.3は 「桃まつり」の収穫まつり!!

 6月8日(月)に開催する次回の映芸シネマテークでは、若手女性監督のオムニバス企画「桃まつり」をフィーチャー。昨年の「真夜中の宴」と今年の「KISS!」の上映作品から選りすぐりの秀作5本を一挙上映いたします。未見の方はこの機会に是非ご来場ください。  上映終了後のトークには、映画『一万年、後・・・・。』で若い世代にも強烈なインパクトを与えた沖島勲監督が登場。1960年代には、若松プロダクションでの映画/運動に関わり、最近では、シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション(CO2)で審査員を務めるなど、現在のインディーズシーンにも詳しい沖島監督は、若手女性監督が自主映画を持ち寄って劇場公開する「桃まつり」の企画/運動をどのように見るのでしょうか。日本映画がマーケティング重視のメジャー系と作家主義偏重の単館系に二極化する今、若い作り手が志向すべき映画のあり方について「桃」監督と語っていただきます。 6月8日(月)「桃まつり」の収穫まつり 『感じぬ渇きと』(11min/HDV/2008) かんじぬ_Main.jpg 監督・脚本:大野敦子 1975年生まれ。『ユダ』(04/瀬々敬久)『ギミー・ヘブン』(06/松浦徹)などを制作。プロダクションマネージャーとして『パビリオン山椒魚』(06/冨永昌敬)『コンナオトナノオンナノコ』(07/冨永昌敬)、また伝説の映画作家・松井良彦監督の新作『どこに行くの?』をプロデュース。 *大野敦子インタビュー(nobody mag映画芸術DIARY『きつね大回転』(22min/DV/2008) きつね_Main.jpg 監督・脚本:片桐絵梨子 1980年生まれ。早稲田大学卒。映画美学校第7期フィクションコース修了。大学在学時より映画サークルで自主映画を撮り始める。映画美学校にて西山洋市氏に出会い、『INAZUMA 稲妻』(05)『死なば諸共』(06)の脚本を手掛ける。自身の最近の監督作品は、短篇オムニバスやくざ23区『ふかがわ』、万田邦敏の十善戒の一篇『不破戒』など。 *片桐絵梨子インタビュー(nobody mag『みかこのブルース』(17min/DV/2008) みかこ.jpg 監督・脚本:青山あゆみ 1979年生まれ。中篇『春雨ワンダフル』(03)がカンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門正式出品、また第8回みちのく国際ミステリー映画祭2004 in 盛岡で角川オフシアターコンペティション最優秀賞を受賞する。『やくざと地底人間』(06/植岡喜晴)では脚本を担当。 『月夜のバニー』(30min/DV/2009) yabe_main.jpg 監督・脚本:矢部真弓 1980年生まれ。Vシネマ、TVドラマ等の制作部として「新 日本の首領」シリーズ1~3、「怨み屋本舗~家族の闇/モンスター・ファミリー」(テレビ東京)等に参加。また、学生映画や自主制作映画の美術部として『ちえみちゃんとこっくんぱっちょ』(05/横浜聡子)、『みかこのブルース』(08/青山あゆみ)等に参加している。 *『月夜のバニー』映画評(nobody mag『あとのまつり』(18min/HD/2009) seta_main.jpg 監督・脚本:瀬田なつき 1979年生まれ。2006年、東京藝術大学大学院映像研究科(監督領域2期生)を修了。主な監督作に『とどまるか なくなるか』(02)、『夕映え少女「むすめごころ」』(08)、『彼方からの手紙』(08)がある。 *瀬田なつきインタビュー(nobody magゲスト 「桃」監督&沖島 勲(映画監督) 開場:18時30分  開演:19時  ※本編の上映後に50分程度のゲストトークあり 会場:シアター&カンパニーCOREDO 千代田線乃木坂駅2番出口すぐ右隣のビル地下1階 港区赤坂9-6-41 乃木坂ビルB1 電話 03-3470-2252 入場料金 当日1,500円 予約1,300円(1ドリンク付き) * 作品は全てDVD上映となりますので予めご了承ください。 * 予約は電話、メールにて承ります。下記まで、お名前、連絡先(電話番号/メールアドレス)、枚数をお知らせください。予約にて定員(45名)となった場合、当日券はございません。 主催:映画芸術+シアター&カンパニーCOREDO 企画制作:映画芸術 予約・問い合わせ 映画芸術編集部 TEL:03-6909-2160 FAX:03-6909-2161 メール:eigei*y7.dion.ne.jp (*を@に変えてご入力ください)