映画芸術

脚本家荒井晴彦が編集発行人を務める季刊の映画雑誌。1月、4月、7月、10月に発行。2016年に創刊70周年を迎えました!書店、映画館、Amazon、Fujisanほかにて発売中。

映画芸術462号発売!

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2017 日本映画ベスト&ワースト
ベスト2『幼な子われらに生まれ』
ベスト3『バンコクナイツ』
ワースト1『三度目の殺人』
ワースト2『関ヶ原
ワースト3『あゝ、荒野
相田冬二 石飛徳樹 磯田 勉 宇田川幸洋 
浦崎浩實 大高宏雄 岡本安正 荻野洋一  
小薗賀津雄 小薗裕美子 川口敦子 木全公彦  
新宿かぼす会 田辺隆史 千浦 僚 寺脇 研   
中村賢作 ファビアン・カルパントラ 細谷隆弘
前田耕作 松原信吾 山下絵里 吉田伊知郎 
渡辺武信 渡辺葉子
【討議】ベスト&ワースト選出方法を探る
河村雄太郎 寺脇 研 荒井晴彦 稲川方人
『サニー/32』
【インタビュー】
監督:白石和彌×脚本:高橋 泉
人は罪をどう償えばいいのか、その償いには果てがないとおもいます
【インタビュー】
監督:行定 勳
岡崎京子に無抵抗でいこうと思っていたんだけど 役者たちの個性がちょっと違うところに連れて行ってくれました
【インタビュー】
女優:土居志央梨
待ちの時間 出演者みんながそれぞれの鞄から原作を取り出したあの瞬間に これはきっといい作品になるって思ったんです
【レビュー】
樋口泰人 ポケットの中のコンクリート
【インタビュー】
監督:諏訪敦彦
ジャン=ピエールは トリュフォーのことを思い出しながらヌーヴェルヴァーグの時に感じた演ずることの喜びに触れていたと思います
【レビュー】
黒岩幹子 私たちは老いたレオーの姿を更新できるだろうか
山嵜高裕 少年は明日歌で目覚める
『ニッポン国VS泉南石綿村』
【インタビュー】
監督:原 一男
今平さんからは「映画とは人間を描くものである」と、浦山さんからは「映画は人民の物である」と教えられました。人間の感情を深く深く、ドラマチックに描き出すのが究極の目標です
【レビュー】
大久保賢一 普通の人たちがかっこいい
特別寄稿
菊池信之 音の作業とスタッフ・タイトル その曖昧さと責任について
新作レビュー
アランフエスの麗しき日々』
冨岡悦子 夏の庭のダイアローグと爆撃音と
『ラッキー』
川瀬陽太 ハリー・ディーン・スタントンが歩き去っていった荒野へ少しでも近づけたらと思う
息衝く
村山匡一郎 現在形としてのアクチュアルな写し絵
50年後の1968年 
国立歴史博物館企画展示 「1968年」無数の問いの噴出の時代をめぐって
中村征夫 早すぎる歴史は何を語りつげるのか
塩田昌明 「68年」と京大全共闘
佐伯俊道 多くの資料が鋭く胸に突き刺さる、と思いきや、ただただ通り過ぎていくの
【再録】 清順共闘会議はこれでいいのか
追悼 早坂 暁
伊予人の商魂 中島丈博
<連載>魚住桜子 コスタ・ガブラス
多くのイデオロギーは他人への尊重があります。カトリック信者は自分自身として他人も尊重しなければならないと言います。共産主義も他者への尊厳が根底にあります
<連載>サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
映芸ジャーナル
『かぞくへ』『ニワトリ★スター』『ナチュラル・ウーマン』『RAW 少女のめざめ』『名前のない女たち うそつき女』『アバウト・レイ 16歳の決断』『千里眼 CICADA』
大沢 愛 菊井崇史 井上智貴   
桝田 豊 磯田 勉 武隈風人 大久保渉  
ポーランド映画祭2017を見る
上映中の自分の映画をスマホで撮っている監督がいた 井上智
Book Reviews
小林竜雄 大林宣彦著「大林宣彦の映画は歴史、映画はジャーナリズム。」
佐高 信 菅原文太半藤一利著「仁義なき幕末維新 われら賊軍の子孫」
わたなべりんたろう ロバート・マッキー著 越前敏弥訳「ダイアローグ 小説・演劇・映画・テレビドラマで効果的な会話を生みだす方法」
磯田 勉 実相寺昭雄著「実相寺昭雄叢書I 闇への憧れ[新編]」
高橋宏幸 福田善之著「颶風のあと (福田善之戯曲集)」
<その他連載〉
【新連載】 菅孝行の戦後史
【新連載】 Made in USA 近藤希実
雀の涙 春日信一
大木雄高「LADY JANE」または下北沢周辺から
韓米★映画合戦 荒井晴彦寺脇研
わたなべりんたろう 日本未公開傑作ドラマ紹介
荒井晴彦ノート
※【お詫びと訂正】「2017日本映画ワースト&ベスト」の18p、8行目、「文字通りの“かっこ最悪映画”ではなく期待の」→「文字通りの“最悪映画”ではなく期待の」です。お詫びして訂正いたします。