映画芸術

脚本家荒井晴彦が編集発行人を務める季刊の映画雑誌。1月、4月、7月、10月に発行。2016年に創刊70周年を迎えました!書店、映画館、Amazon、Fujisanほかにて発売中。

映画芸術458号発売!

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日本映画2016ベストテン&ワーストテン

ベスト1「この世界の片隅に

スト2「聖の青春」

ベスト3「ディストラクション・ベイビーズ

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ワースト1「怒り」

選者32人+編集部の選評に加え、6年ぶりに日本映画を振り返る総括座談会を収録!

「活況の陰でどんな事態が生起しているのか」

西岡卓也×松岡錠司×森重晃×石飛徳樹×勝田友巳×寺脇研×荒井晴彦

追悼・荒戸源次郎~無頼の譜~

大楠道代 荒戸さんは映画の中で遊び、決して貧しい映画は作らなかった

生田斗真 この作品で生き方が変わるのではないかという予感がありました

麿赤兒 よく耐えた、よく生ききった

寺島しのぶ 『赤目』はあの時にしか生まれない作品だった

縄田かのん 一番破天荒で一番チャーミングだった人

渡辺謙作 映画では食わず、しかし映画しかやらなかった

松枝佳紀 ドン・キホーテの日記

吉村元希 豆腐屋

座談会 荒戸源次郎をもう一度生かしめるために

孫家邦×阪本順治×大森立嗣×浜田毅×荒井晴彦

新作インタビュー

バンコクナイツ』富田克也×相澤虎之助

新作レビュー

『変魚路』大林宣彦 里の記憶の変魚路にさ迷えば、何かが見えて来ることがある。

『14の夜』大崎章 不器用に生きると言えばカッコ良すぎる

『島々清しゃ』眞喜屋力 沖縄への手放しの賞賛について

『沈黙-サイレンス-』富岡幸一郎 映像美の根底にあるもの

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』藤原奈緒 彼らは音楽に身を任せている

『ブラインド・マッサージ』向井康介 『ブラインド・マッサージ』を観て思ったいくつかのこと

【連載】魚住桜子 クリスティアン・ムンジウ監督インタビュー

【連載】サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線

神経反応が現実にリンクするとき

【連載】連続斗論20 西部邁×佐高信×寺脇研

山田太一「5年目のひとり」と『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』

死んだ人に会ってみたいなと思う

映芸ジャーナル

わたしは、ダニエル・ブレイク/海は燃えている~イタリア最南端の小さな島

たかが世界の終わり/スプリング、ハズ、カム/東京ウィンドオーケストラ

トッド・ソロンズの子犬物語/まんが島 

田豊 武隈風人 菊井崇史 大沢愛 大久保渉 近藤希実 磯田勉

追悼

アンジェイ・ワイダ 河村雄太郎 遅れて来た青年の報われぬ祖国への尽きぬ思い

小林正彦 岡田裕 コマサのこと『栄光への5000キロ』の頃

りりィ 甫木元空 摩訶不思議なりりィさんへ

中西夏之 足立正生 ハプナ-たる少年の死を悼む

Book Reviews

川瀬陽太 砂古田早苗「起て、飢えたる者よ<インターナショナル>を訳詞した怪優・佐々木孝丸

岡本安正 田中美穂「わたしの小さな古本屋」

平井玄  亀和田武「60年代ポップ少年」

木全公彦 小笠原清・梶山弘子「映画監督 小林正樹

越川道夫 梯久美子「狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ

切通理作 本橋信宏「全裸監督 村西とおる伝」

編集部の一冊 荒木一郎「まわり舞台の上で」

【その他連載】

大木雄高「LADY JANE」又は下北沢周辺から

韓米★映画合戦

わたなべりんたろう 日本未公開傑作ドラマ紹介

荒井晴彦ノート