B5判、152頁、1500円(税込)
【特集 日本映画、闇を描く】
『その夜の侍』
インタビュー 赤堀雅秋(監督)
インタビュー 藤村恵子(プロデューサー)
『悪の教典』
インタビュー 三池崇史(監督)
〈論考〉山本政志(映画監督) シャキッとした暴力映画たち
インタビュー 田畑智子(主演)
『戦争と一人の女+私の奴隷になりなさい』
〈対談〉 寺脇 研(映画運動家)×大森氏勝(プロデューサー)
〈論考〉渥美喜子(㈲東京渥美組代表取締役) 不幸というネタ、希望というオチ
〈総論1〉平澤竹識(本誌編集部) セックスと暴力の先に、映画の光と闇を見る
〈総論2〉石飛徳樹(朝日新聞記者) 2010年代のネガティブ・エンターテインメント その背景にあるもの
【特別座談会 脱ロマンポルノ幻想 ブームの陰で看過された諸問題】
藤原章生(毎日新聞 夕刊編集部)×菊地 香(サンデー毎日 編集部)×寺脇 研×荒井晴彦(脚本家・本誌編集長)×勝田友巳(毎日新聞 学芸部)
【インタビュー】
ラウール・クタール これまで美しい映像は撮ったことはない 正確に早く撮ること そして絶対にノーとは言わないこと これが私のやり方です
【追悼】
渡辺武信(建築家・詩人) 鬼軍曹から演技者へ そして真の“heavy”へ
梅本洋一(映画批評家) アメリカ映画は貴重な映画作家を失った
三木昌子(元思潮社編集者) 「MELOPHOBIA」前後のこと
八柳李花(詩人) 思うこと守ること
【連続斗論③ 映画『ラブ沖縄@辺野古@高江』をめぐって】
〈鼎談〉西部 邁(評論家)×佐高 信(評論家)×寺脇 研
映画は沖縄の無言の声を聞いたのか
【震災—映画】
萩野 亮(映画批評) 映画は始まり、終わる 「震災」を撮るということ
【特別対談】
松浦寿輝(詩人・小説家)×荒井晴彦 脚色の流儀 映画と文学の意外な関係?
【シリーズ ジャンルから見る私の映画史「サスペンス映画」】
大林宣彦(映画作家) 桂 千穂(脚本家・評論家) 上島春彦(映画評論家) 中村征夫(テレビプロデューサー) 川口敦子(映画評論家) 佐藤昌弘(京急開発㈱取締役社長) 大野直竹(大和ハウス工業㈱社長) 長谷川法世・悦子(漫画家・博多町家ふるさと館長/博多ごりょんさん・女性の会) 浦崎浩實(激評家) 河村雄太郎(昭和映画愛好家) 青山真治(映画監督) 千浦 僚(「オーディトリウム渋谷」支配人・映画感想家) 稲川方人(詩人・本誌編集部) 荒井晴彦
【新作日本映画評】
『黄金を抱いて翔べ』柏原寛司(映画監督・脚本家) ジャンルで見るか 作家で見るか
『100万回生きたねこ』『Playback』『愛のゆくえ(仮)』『バビロン2』
中島一夫(文芸批評家) 歴史=記憶から離れた場所で
【新作外国映画評】
『危険なメソッド』古谷利裕(美術家) 置き去りにされるユング
『菖蒲』川口敦子(映画評論家) 映画の重構造に、芳香と腐臭が流れる
【書評】
磯田 勉(フリーライター) 関根忠郎著「関根忠郎の映画惹句術」
小野俊彦(フリーター) 津村 喬著「津村喬精選評論集 《1968》年以後」
平澤竹識 デヴィッド・ギルモア著「父と息子のフィルム・クラブ」
千浦 僚 中原昌也著「エーガ界に捧ぐ 完全版」
新城勇美(会社員) カール・イグレシアス著「脚本を書くための101の習慣 創作の神様との付き合い方」
黒岩幹子(映画批評) オリヴィエ・アサイヤス著「5月の後の青春 アリス・ドゥボールへの手紙、1968年とその後」
編集部の一冊 浜田光夫著 「青春 浜田光夫「キューポラのある街」—あれから50年」
【連載】
青山真治×稲川方人×荒井晴彦「DVD NEW RELEASE」
大木雄高「「LADY JANE」又は下北沢周辺から」
長谷川元吉「映像(ムービー)カメラマン解体新書」
荒井晴彦×寺脇 研「韓米★映画合戦」
「OUT OF SCREEN」土屋 豊(「独立映画鍋」共同代表・映画監督)
わたなべりんたろう 日本未公開傑作ドラマ紹介
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