映画芸術

脚本家荒井晴彦が編集発行人を務める季刊の映画雑誌。1月、4月、7月、10月に発行。2016年に創刊70周年を迎えました!書店、映画館、Amazon、Fujisanほかにて発売中。

映画芸術460号発売!

460号表紙.jpg 特集『幼な子われらに生まれ』 1996年、当時まだ無名だった重松清が発表した「幼な子われらに生まれ」。映画化の権利を荒井晴彦に委ねて20年の時が経った。テレビでのドラマ化のオファーを流したことも・・・。失われなかった小説家と脚本家の信頼、ようやくいま『幼な子』は誕生した。 【対談】重松清×荒井晴彦 小説では、語りで観念を表現できるけど、映画では難しいんです 【インタビュー】 監督:三島有紀子 現場では子供達と、ひたすら話し合っていました 浅野忠信 このままじゃダメだと思う瞬間が多々ありました 田中麗奈 フィルムに自分の姿が残る、心地よさと緊張感が現場の私を押してくれました 【レビュー】 青山真治 グルーヴはわれらに生れるか 田中晶子 血のつながらない家族、血のつながった他人、そして友達 エル ELLEイザベル・ユペール ロングインタビュー レイプ犯を追い詰めていく鮮烈なキャラクターで、世界に衝撃を与えたイザベル・ユペール。年を重ねるごとに魅力を増し、映画ファンのみならず女優があこがれる女優――その素顔とは。 【レビュー】三島有紀子 一葉の写真。そして「呪われて地獄へ行け。聖書を閉じ、鐘を鳴らし、火を消せ」 特別企画 フィルムノワールとセントラル・アーツの40年 東映セントラルフィルムからセントラル・アーツへ。『最も危険な遊戯』を端緒に80年代のアクション映画を煽動した黒澤満、彼が選んだ6本を含むフィルムノワールが特集上映される。「探偵物語」「あぶ刑事」「火サス」などTVシリーズまで繋がる黒澤満の軌跡を、そしてフィルムノワールの魅力を、共に作品を動かした4人で語る。 ――黒澤満 + 伊藤亮爾 + 山口剛 + 河村雄太郎 鈴木清順をめぐって[其の弐] 前号に引き続いての清順追悼。それぞれの思いが、清順映画60年の軌跡に寄り添う 【談話】渡辺美沙子 清順さんと二人して電車の吊革につかまって立っていたことがありました      川地民夫  『春婦傳』は戦争のことを思い出しながら撮っていたんだと思います      野川由美子 17歳の終わり頃、清順先生と会いました      松原智恵子 刑事の足に縋りつくシーン、自らお芝居して教えてくれました 【寄稿】澤田幸弘 「生涯青春」      野呂圭介 先生、お会いしたいです      佐藤千穂 清順さまただひとり その語録のいくつかを      藤澤順一 素敵な先輩達      数毀涼介(大林宣彦) 鈴木清順よ、音楽にもっと愛情を……      菅 孝行  私史「鈴木清順問題共闘会議」顛末記      小林春士 鈴木清順問題共闘会議結成大会の頃      堀田秀雄 清順さんとの文通      鈴木一誌 不透明な画面      片嶋一貴 鈴木清順とは何だったのか? 私の映画史/特別篇 「私の清順映画5本」 大林宣彦 松原信吾 足立正生 細野辰興 渡邊孝好 青山真治 井川耕一郎 堀 禎一  浦崎浩實 堀内 恭  福間健二 渡辺葉子 渡辺武信 河村雄太郎 上島春彦 中村征夫 川口敦子 荒井晴彦 稲川方人 新作インタビュー 彼女の人生は間違いじゃない 監督:廣木隆一  震災後5年の時間の在り方、それをどう見るのか。僕のやりたかったことです 主演:瀧内公美  漠然と不安になる。廣木監督はそんな時間をどう使えばいいか教えてくれました 【レビュー】渥美喜子 彼女はなぜデリヘルを選んだのか        舞木千尋 心と体と言葉が結び直されたときに、ほどけ溢れるもの 『海辺の生と死』 監督:越川道夫 すれ違うところは回しっぱなし 通い合うところは切り返す その決め事でやりました 【レビュー】しまおまほ 布団の中で聞いた、マンマーの昔話が広がっている 新作レビュー 『ギ・あいうえおス』 山嵜高裕 他山の石を以って己の玉を磨くべし  『パターソン』 城戸朱理 言葉と沈黙が、言葉と光が、言葉と映像が測り合う <連載>連続斗論22 西部邁寺脇研佐高信ハクソー・リッジ』と『戦争のはらわた』 ――連合国が正しくて、枢軸国が間違っていたという嘘話を信じているとしたら、呆れ返ります <連載>魚住桜子『夜明けの祈り』アンヌ・フォンテーヌ監督インタビュー <連載>サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線 『ふたりの旅路』出演・イッセー尾形さんに聞く 映芸ジャーナル ロスト・イン・パリ/オン・ザ・ミルキー・ロード/甘き人生 散歩する侵略者/ハローグッバイ/さよならも出来ない/狂覗 水野友美子 菊井崇史 武隈風人 桝田豊 大沢愛 石塚就一 磯田勉 追悼 三浦大四郎 永田 稔/文芸座の面影とともに 飯島哲夫   山口 剛/驚異の寡黙さと厳密さ 松本俊夫   上島春彦/悦楽と含羞とエレガンスの人 長谷川元吉 上野昂志/ゲンちゃん、思い出すとキリがないから この辺で勘弁! 須藤 久    小池光政/須藤久監督の思い出 Book Reviews 西岡琢也 浜村淳戸田学著「浜村淳の浜村映画史」 岡田裕  田中陽造著「田中陽造著作集 人外魔境篇」 渡辺考  川村湊著「銀幕のキノコ雲 映画はいかに<原子力/核>を描いてきたか」 編集部の一冊 溝口直著「新・直さんのシネマホール」 <その他連載〉 【新】雀の涙 春日信一 大木雄高「LADY JANE」または下北沢周辺から 韓米★映画合戦 荒井晴彦寺脇研 わたなべりんたろう 日本未公開傑作ドラマ紹介 荒井晴彦ノート

映画芸術459号発売!

459表紙直し版.jpg エドワード・ヤンと『牯嶺街少年殺人事件』 1991年の初公開から25年、そしてエドワード・ヤンの死後10年。『牯嶺街少年殺人事件』が再公開された。今なお瑞々しさを失わない本作の魅力とは――? 【再録】エドワード・ヤン、語る 聞き手:梅本洋一 1991年10月     悪魔に委ねよ 大和屋竺 1992年「映画芸術」365号     一つの命が生まれ、一つの命が去る それだけを語り、彼は旅立った 暉峻創三 2007年「キネ旬」 【寄稿】深作健太  少年は、誰を殺したのか     山下敦弘  エドワード・ヤンの完璧な演出のこと     七里 圭   はじめから終わりが見えていたのかもしれない     安藤 尋   『牯嶺街少年殺人事件』覚書     大森立嗣  エドワード・ヤンのこと     相澤虎之助 稲妻とともに     三島有紀子 東京の街を有るきまわって朝まで家に帰れなかった     富田克也  追悼エドワード・ヤン、再び     本調有香  あなたの時間の使い方が大好きです     荒井美早  二人の台湾     小野沢稔彦 台湾の不良少年が暴く帝国日本の影 【対談】中原昌也樋口泰人 最初に公開されたとき ただ黙って8時間、見続けていた日がありました     富田克也樋口泰人 『牯嶺街』の息遣いが『サウダーヂ』や『バンコクナイツ』の細部に     メイ・フォン☓ヤン・ユエイン☓モウ・ジョン 鈴木清順をめぐって 山根貞男+上野昂志+藤井仁子荒井晴彦 自身にまつわるさまざまな喧騒をよそに飄然と映画を作り続け、飄然とこの世を去った 稀代の人を私たちはいかに送ればいいのだろう 新作インタビュー『いぬむこいり 監督 片嶋一貴 語り継がれる物語をなぞるように人は生き、絶えず再生への道を探ってきました 主演 有森也実 周りに嘘がない環境は役者としてありがたいんです 撮影 たむらまさき 小さなデジタル、大きな作品。それでいいんです 脚本 中野太 第三章に僕の思いはあります 新作レビューいぬむこいり安藤礼二 歴史と神話が拮抗する場 『美しい星』足立正生 この危機に、私も異星人になりすませるだろうか? 『夜空はいつでも最高密度の青色だ』山嵜高裕 いいこと? 『パーソナル・ショッパー青山真治 在ることの不確かさ、在らざることの触感 『夜に生きる』『ドッグ・イート・ドッグ上島春彦 現代アメリカ映画にとってミソジニー(女嫌い主義)がもたらす不自由とは 『セールスマン』小川智子 憎しみは拡散せず、入れ子となって 〈連載〉連続斗論21 西部邁寺脇研佐高信☓荒井春彦 マーティン・スコセッシ『沈黙-サイレンス-』をめぐって 〈連載〉魚住桜子 『ありがとう、トニ・エルドマン』マーレン・アデ監督インタビュー 〈連載〉サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線 「顔」がドキュメントの急所となる 私の映画史 歌謡映画 大林宣彦 佐藤千穂 佐伯俊道 大野直竹 千浦僚 渡辺葉子 堀内恭 上島春彦 川口敦子 中村征夫 長谷川法世・悦子 渡辺武信 松原信吾 河村雄太郎 寺脇研 稲川方人 映芸ジャーナル T2 トレインスポッティング/カフェ・ソサエティ/午後8時の訪問者/光と血 僕とカミンスキーの旅/武曲 MUKOKU/ろんぐ・ぐっどばい~探偵 古井栗之助~ 菊井崇史 桝田豊 大沢愛 大久保渉 武隈風人 辻秋之 磯田勉 追悼 渡瀬恒彦  佐伯俊道 恒さんと僕の「顔を合わせない」交流記 持永昌也  安藤 尋  あなたが出会わせてくれたから Book Reviews 尾原和久 河野通和「言葉はこうして生き残った」 井坂洋子 山本健一「劇作家 秋元松代――荒地にひとり火を燃やす」 女池 充  ゲイ・タリーズ「覗くモーテル 観察日記」 井上淳一 伊藤浩志「復興ストレス――失われゆく被災の言葉」 〈その他連載〉 大木雄高「LADY JANE」または下北沢周辺から 韓米★映画合戦 荒井晴彦寺脇研 わたなべりんたろう 日本未公開傑作ドラマ紹介 荒井晴彦ノート

映画芸術458号発売!

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日本映画2016ベストテン&ワーストテン

ベスト1「この世界の片隅に

スト2「聖の青春」

ベスト3「ディストラクション・ベイビーズ

 * * *

ワースト1「怒り」

選者32人+編集部の選評に加え、6年ぶりに日本映画を振り返る総括座談会を収録!

「活況の陰でどんな事態が生起しているのか」

西岡卓也×松岡錠司×森重晃×石飛徳樹×勝田友巳×寺脇研×荒井晴彦

追悼・荒戸源次郎~無頼の譜~

大楠道代 荒戸さんは映画の中で遊び、決して貧しい映画は作らなかった

生田斗真 この作品で生き方が変わるのではないかという予感がありました

麿赤兒 よく耐えた、よく生ききった

寺島しのぶ 『赤目』はあの時にしか生まれない作品だった

縄田かのん 一番破天荒で一番チャーミングだった人

渡辺謙作 映画では食わず、しかし映画しかやらなかった

松枝佳紀 ドン・キホーテの日記

吉村元希 豆腐屋

座談会 荒戸源次郎をもう一度生かしめるために

孫家邦×阪本順治×大森立嗣×浜田毅×荒井晴彦

新作インタビュー

バンコクナイツ』富田克也×相澤虎之助

新作レビュー

『変魚路』大林宣彦 里の記憶の変魚路にさ迷えば、何かが見えて来ることがある。

『14の夜』大崎章 不器用に生きると言えばカッコ良すぎる

『島々清しゃ』眞喜屋力 沖縄への手放しの賞賛について

『沈黙-サイレンス-』富岡幸一郎 映像美の根底にあるもの

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』藤原奈緒 彼らは音楽に身を任せている

『ブラインド・マッサージ』向井康介 『ブラインド・マッサージ』を観て思ったいくつかのこと

【連載】魚住桜子 クリスティアン・ムンジウ監督インタビュー

【連載】サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線

神経反応が現実にリンクするとき

【連載】連続斗論20 西部邁×佐高信×寺脇研

山田太一「5年目のひとり」と『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』

死んだ人に会ってみたいなと思う

映芸ジャーナル

わたしは、ダニエル・ブレイク/海は燃えている~イタリア最南端の小さな島

たかが世界の終わり/スプリング、ハズ、カム/東京ウィンドオーケストラ

トッド・ソロンズの子犬物語/まんが島 

田豊 武隈風人 菊井崇史 大沢愛 大久保渉 近藤希実 磯田勉

追悼

アンジェイ・ワイダ 河村雄太郎 遅れて来た青年の報われぬ祖国への尽きぬ思い

小林正彦 岡田裕 コマサのこと『栄光への5000キロ』の頃

りりィ 甫木元空 摩訶不思議なりりィさんへ

中西夏之 足立正生 ハプナ-たる少年の死を悼む

Book Reviews

川瀬陽太 砂古田早苗「起て、飢えたる者よ<インターナショナル>を訳詞した怪優・佐々木孝丸

岡本安正 田中美穂「わたしの小さな古本屋」

平井玄  亀和田武「60年代ポップ少年」

木全公彦 小笠原清・梶山弘子「映画監督 小林正樹

越川道夫 梯久美子「狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ

切通理作 本橋信宏「全裸監督 村西とおる伝」

編集部の一冊 荒木一郎「まわり舞台の上で」

【その他連載】

大木雄高「LADY JANE」又は下北沢周辺から

韓米★映画合戦

わたなべりんたろう 日本未公開傑作ドラマ紹介

荒井晴彦ノート

 

映画芸術457号発売!

457表紙.png 新作インタビュー ロマンポルノ再起動 塩田明彦 白石和彌 中田秀夫 私の映画史 日本映画篇 ロマンポルノ 松原信吾 桃井 章 榎戸耕史 成田尚哉 大木雄高 浦崎浩實 中村征夫 川口敦子 福間健二 河村雄太郎 寺脇 研 荒井晴彦 新作インタビュー 秋の理由 伊藤洋三郎 論考 高田 亮 新作インタビュー 湾生回家 ホァン・ミンチェン 論考 立石光夫 渡辺 考 新作レビュー 何者 渡辺葉子 人気若手俳優の重層による薄味カルピス チリの闘い 太田昌国 「時代の証言」としての映画 キリマンジャロは遠く 渡辺武信 香り立つフィルム・ノワール フランシス・レイ 連載インタビュー 魚住桜子 サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線4 現実に対抗する手段としての映画 ルポ第41回湯布院映画祭 創刊70年記念最終版1 映画芸術」と映画ジャーナリズム 白井佳夫が語る白井佳夫的戦後映画ジャーナリズム史 座談会映画ジャーナリズムが時代の展望を見出していくために 渡辺武信 松島利行 勝田友巳 寺脇 研 創刊70年記念最終版2 再録 斎藤竜鳳、死す ドキュメント竜鳳さんの赤裸な生涯 追悼 松山善三 中村征夫 並みいる秀作を除けて『その人は昔』をベスト・ワンに選出したのは私です 追悼 マイケル・チミノ 寺脇 研 わずか9日間一緒に過ごしたにすぎないが、彼が常に毅然と生きてきた人だということは充分に窺えた 映芸ジャーナル 『ダゲレオタイプの女』『うつろいの標本箱』『淵に立つ』『エヴォリューション』『いたくても いたくても』『灼熱』『聖の青春』 桝田 豊 武隈風人 菊井崇史 大沢 愛 大久保渉 下山航平 磯田 勉 連続斗論19 西部 邁×佐高 信×寺脇 研 『アルジェの戦い』   Book Reviews 市井義久 鈴木敏夫ジブリの仲間たち」 藤原奈緒 ロバート・クーヴァー「ようこそ、映画館へ」 近藤希実 野田高梧「シナリオ構造論」 西部 邁 佐野眞一「唐牛伝」(談) 連載 わたなべりんたろう 韓米映画合戦 長谷川元吉 最終回 大木雄高 荒井晴彦ノート

「映画芸術」456号発売!

456.jpg 新作インタビュー オーバー・フェンス オダギリジョー 山下敦弘 論考 向井康介 花芯 村川絵梨 安藤尋 論考 斎藤久志 新作インタビュー ケンとカズ 小路紘史 後妻業の女 鶴橋康夫 新作レビュー だれかの木琴 井坂洋子 空からの膝かけ 怒り 桝田豊 「怒」の文字が問うもの クズとブスとゲス 瀬戸夏子 彼らと彼と彼らについて めぐりあう日 藤原奈緒 二人の母親、二人の娘 アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲 黒岩幹子 人が人に、やあ元気?と声をかけるとき カロリーヌ・シャンプティエ 連載インタビュー 魚住桜子 サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線3 物語とは事件の総体だとゴダールは言った 特別座談会 角川映画とは何だったのか そこに最後のアイドルたちがいた 丸山昇一 中野太 田尻裕司 川瀬陽太 木田紀夫 洲崎千恵子 坂本礼 荒井晴彦 創刊70年記念再録2 映画芸術ワーストテン&ベストテン40年史 追悼 中川梨絵 桃井 章 「ねぇ、踊りましょうよ」 追悼 アーノルド・ウェスカー 永島敏行 ウェスカー家で過ごした経験が今の自分を作っている 映芸ジャーナル 『Every Day』『いしぶみ』『神のゆらぎ』『ケンとカズ』『エミアビのはじまりとはじまり』『シーモアさんと、大人のための人生入門』『渡辺護自伝的ドキュメンタリー』 大久保渉 桝田 豊 菊井崇史 武隈風人 大沢 愛 磯田 勉 私の映画史 日本映画篇 刑事・警察映画 丸山昇一 渡辺武信 松原信吾 浦崎浩實 川口敦子 大野直竹 中村征夫 長谷川法世・悦子 千浦 僚 寺脇 研 河村雄太郎 荒井晴彦 連続斗論第18回目 西部 邁×佐高 信×寺脇 研 『栄光のランナー 1936 ベルリン』   Book Reviews 寺脇 研 藤浦 敦著・藤木TDC構成「日活不良監督伝 だんびら一代 藤浦敦」 阪本順治 山根貞男著「日本映画時評集成1976—1989」 安藤 尋 佐々木敦著「ゴダール原論 映画・世界・ソニマージュ」 新城勇美 アサイ著「木根さんの1人でキネマ 1巻」  ファビアン・カルパントラ 原一男著「ドキュメンタリーは格闘技である」 小川智子 足立紳著「乳房に蚊」 高取 英 本橋信宏、東良美季著「エロ本黄金時代」 千浦 僚 内藤篤著「円山町瀬戸際日誌 名画座シネマヴェーラ渋谷の10年」 井川耕一郎 サミュエル・フラー著「サミュエル・フラー自伝 わたしはいかに書き、闘い、映画をつくってきたか」 連載 out of screen 映画の街、新京極の現在 わたなべりんたろう 韓米映画合戦 長谷川元吉 大木雄高 荒井晴彦ノート

「角川映画祭」開催!

誰にでも忘れられない物語がある 角川映画祭開催 「撮影所以後」の日本映画のひとつの波動を作った角川映画、日本映画史に残る監督・脚本家たちが時代に挑戦した傑作の数々。薬師丸ひろ子ら最後の「アイドル」を生み出した角川映画48作品がこの夏一挙上映!! 少年時代に観た作品、青春時代の作品、DVDでしか観る機会がなかった作品、世代を越えて劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。 IMG_0981.JPG @KADOKAWA 7/30(土)~角川シネマ新宿、8/13(土)~シネマート心斎橋ほか全国順次上映! http://cinemakadokawa.jp/kadokawaeigasai/ 大阪 シネマート心斎橋は8/13〜8/26 福岡 中洲大洋は8/27~、名古屋ミッドランドスクエアシネマは順次 映画祭と同日発売の「映画芸術456号」ではこの映画祭を記念し、 角川映画とは何だったのか」と題した座談会を開催 映画祭上映作品の『野獣死すべし』『汚れた英雄』『晴れ、時々殺人』の脚本を手がけた丸山昇一さん 傑作『Wの悲劇』の脚本を手がけた本誌編集長の荒井晴彦ら、全8名による座談会です。 ◯丸山昇一(脚本家) ◯中野太(脚本家) ◯田尻裕司(映画監督) ◯川瀬陽太(俳優) ◯荒井晴彦(脚本家・本誌編集長) ◯木田紀生(脚本家) ◯坂本礼(映画監督) ◯洲﨑千恵子(編集技師) 映画祭と合わせて是非、ご高覧下さい!!

「映画芸術」455号発売!

455_H1_ol.jpg 新作インタビュー ディストラクション・ベイビーズ 柳楽優弥   団地 阪本順治 地べたの人間喜劇から最も遠く離れたものは何かなと思ったらこんな話になったのです 論考 七里圭 64−ロクヨン−前編・後編 瀬々敬久 初めに頭に浮かんだのは『ミスティック・リバー』。運命のあやが違えば人は入れ替わるということです 論考 深作健太 新作レビュー セトウツミ 菊地健雄 よりそい、みつめること ヒメアノ~ル 小泉義之 不幸を追求する権利 蜜のあわれ 近藤希実 行く先はステキな地獄であってほしい クリーピー 偽りの隣人 中原昌也 他者の不可知性、そこから垣間見る絶望を撮っている 緑はよみがえる 青山真治 歌は命令できない ルーム ROOM 川口敦子 一人称による物語をいかに消化/昇華したか サウスポー いまおかしんじ そんなに鍛えてどうするの? オマールの壁 港 岳彦 うしろめたさを覚えるほどの快活さ ホース・マネー 足立正生 辛苦の痕跡のなかに美しく漂うもの サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線2 音楽映画の多機能な意義をめぐって 創刊70年記念再録1 1966年7月号 初来日ゴダール、大いに語る 特報座談会 J・L・ゴダール 自身がはじめて日本で語った彼の映画論 ゴダールとわれわれ 矢島 翠 吉田喜重 大島渚 斎藤竜鳳 石堂淑朗 蔵原惟繕 白坂依志夫 司会 小川 徹 追悼 ジャック・リヴェット パスカル・ボニゼール 連載インタビュー 魚住桜子 追悼 金沢正夫 藤澤順一 右手の親指と人差し指で髪の毛をいじりながらキャメラ脇で悩んでいましたね 芦澤明子 金沢さん、光は人なり、といまになって思います 志村昭裕 わずかでも記憶に残るようなカットを撮るために工夫する姿勢でした 追悼 寺田緑郎 佐々木原保志 弔辞 撮影者・寺田緑郎殿 長田達也 記憶に残さないと…… 柳田裕男 彼と最後は笑いで終わる 周防正行 全てを見逃すまいとする「目」 映芸ジャーナル 『ディストラクション・ベイビーズ』『モヒカン故郷に帰る』『台湾新電影時代』『葛城事件』『VILLAGE ON THE VILLAGE』『夢の女 ユメノヒト』『ふきげんな過去』 若林 良 桝田 豊 菊井崇史 武隈風人 大沢 愛 下山航平 磯田 勉 私の映画史 日本映画篇 家族映画 大林宣彦 佐藤忠男 川口敦子 松原信吾 福間健二 浦崎浩實 山田太一 上島春彦 中村征夫 大野直竹 寺脇 研 宇田川幸洋 河村雄太郎 長谷川法世・悦子 稲川方人 連続斗論第17回目 阪本順治×西部 邁×佐高 信×寺脇 研 『ジョーのあした 辰吉丈一郎との20年』 連載 笠原和夫日記8 1960年10月〜12月   Book Reviews 寺脇 研 藤浦 敦著・藤木TDC構成「日活不良監督伝 だんびら一代 藤浦敦」 阪本順治 山根貞男著「日本映画時評集成1976—1989」 安藤 尋 佐々木敦著「ゴダール原論 映画・世界・ソニマージュ」 新城勇美 アサイ著「木根さんの1人でキネマ 1巻」  ファビアン・カルパントラ 原一男著「ドキュメンタリーは格闘技である」 小川智子 足立紳著「乳房に蚊」 高取 英 本橋信宏、東良美季著「エロ本黄金時代」 千浦 僚 内藤篤著「円山町瀬戸際日誌 名画座シネマヴェーラ渋谷の10年」 井川耕一郎 サミュエル・フラー著「サミュエル・フラー自伝 わたしはいかに書き、闘い、映画をつくってきたか」 連載 out of screen のむみち わたなべりんたろう 韓米映画合戦 長谷川元吉 大木雄高 荒井晴彦ノート