B5判、184頁、1500円
「その広々とした人格の間に」
インタビュー:桃井かおり
「どんなに無様なときでも生きるほうを選択させてくれた 芳雄は、そういう人魂だった」
「芳雄さんにありがとうって言おう」
対談:森崎東×近藤昭二
「本気で死んだと言ってくれ」
追悼文
小野武彦「兄貴、偉いよ」
柄本 明「ヨシオさんのこと」
黒崎 博「他者への敬意に満ちている人」
森本祐司「『熊野』と感応した役者」
論考
上野昂志「原田芳雄、その軌跡を辿る」
【日本映画新作】
「『性』に堕ちること、『生命』に託すこと」
『アントキノイノチ』
論考:坂本 礼「元気ですか、と瀬々さんは言い続ける」
『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』
論考:相澤虎之助「夜から夜明けへ」
『一枚のハガキ』
撮影日誌〔中〕:新藤 風
【外国映画新作】
『ゴモラ』
『無言歌』
論考:太田昌国「この映画の完成は僥倖である」
『永遠の僕たち』
論考:黒岩幹子「さよなら、エリオット」
【追悼】
「勝手をして、ダメならダメでいいんだ」
「戦争の話はなんとかして伝えたいけど、伝えきれないんじゃないかな」
追悼文
池端俊策「これってことはなかったね」
我妻正義「馬場さんのこと」
港 岳彦「王の死」
三上真一郎「独り言」
高岡享樹「恩師のそのまた師匠の映画」
伊達政保「とうよう的オルグの終焉」
しまだゆきやす
村上賢司「オレは今、猛烈に寂しいのです!」
【ジャンルから見る私の映画史VOL.9 政治・革命映画】
桂 千穂 小野沢稔彦 佐藤千穂 福間健二
大野直竹 河村雄太郎 大林宣彦 千浦 僚
【その他】
2011年8月11日 曽根中生、語る
特別論考「ドキュメンタリーと原子力」清水浩之
【書評】
晏女尼(アンニ)「メカスの難民日記」(ジョナス・メカス)
正津 勉 「一九七二年 作家の肖像」(佐伯剛正)
出雲まろう 「ひとはなぜ乳房を求めるのか 危機の時代のジェンダー表象」(山崎明子他)
萩野 亮 「全貌フレデリック・ワイズマン アメリカ合衆国を記録する」(土本典明・鈴木一誌)
井上淳一 「「おもしろい」映画と「つまらない」映画の見分け方」(沼田やすひろ)
千浦 僚 「映画館のまわし者 ある映写技師のつぶやき」(荒島晃宏)
【連載】
長谷川元吉 映像(ムービー)カメラマン解体新書
大木雄高 「LADY JANE」又は下北沢周辺から
神波史男 流れモノ列伝 ぼうふら脚本家の映画私記
青山真治 稲川方人 荒井晴彦 DVD NEW RELEASE この7枚をピックアップした
OUT OF SCREEN 前田年昭(編集者・神戸芸術工科大学非常勤教員)
荒井晴彦×寺脇 研 韓米★映画合戦
わたなべりんたろう 日本未公開傑作ドラマ紹介
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