B5判/192頁/増頁特別定価1500円
【特集 震災異論】
山崎 裕「震災とカメラマン」
相澤虎之助「義を見てせざるは勇なきナリ」
大宮浩一「【前】と【後】 幼い兄妹が駆け抜けて行った」
富田克也「やめろ、土に触るな」
伊勢真一「月命日の死者の名」
安岡卓治「突き刺さる声 ドキュメンタリー映画の仕事」
藤本幸久「囚われの福島」
綿井健陽「恐怖をヴィジュアル化できるか」
今関あきよし「今日の出会いに感謝いたします 福島第一原子力発電所」
論考:中島一夫「自然災害の狡知 『災害ユートピア』をめぐって」
論考:安川奈緒「『3分11秒の映画』について いくつかの考察」
【日本映画新作】
『サウダーヂ』
論考:手塚敦史「やまなしの水は」
『一枚のハガキ』
撮影日記〔上〕:新藤風
論考:神山征二郎「『先生』との永い日月を想う」
論考:加藤正人「達人の映画精神」
『監督失格』
座談会:安岡卓治 高槻 彰 井口昇
『おんなの河童』
インタビュー:いまおかしんじ
『デンデラ』
論考:にいやなおゆき「羆と山姥」
『わたしたちの夏』
論考:沖島 勲「批評しにくい、映画……」
『アジアの純真』
論考:足立正生「現代の青春映画がここにある!」
【外国映画新作】
『ゴーストライター』
『モールス』
論考:白石晃士「モッサリ『モールス』鑑賞記」
論考:古谷利裕「浮力と重力、ヴィジョンとその根拠」
『ミケランジェロの暗号』
論考:緒方 明「A級とB級の狭間で映画の枠を呼び起す」
【鎮魂、映画の昭和】
岡田 茂
「どうぞ、やすらかに」富司純子
「岡田さんの思い出」降旗康男
「最後の活動屋プロデューサー逝く」鈴木則文
「がおっと吼えて、なあおい!」神波史男
「庄ちゃん」小栗康平
「『遠雷』のラストカット」根岸吉太郎
「二十七年前の忘れられない日々」和田 誠
「加藤彰監督と安藤庄平カメラマンのこと」上垣保朗
加藤 彰
「同期加藤彰のこと、いくつか」伊地智 啓
「去来する撮影所の日々」村川 透
「ソープランドの回数券」岡田 裕
「半生を尽くした、その仕事」伊藤亮爾
「わが師匠 加藤彰監督」小沼 勝
「慕ぶ」中川梨絵
高田 純
「牛かて涙流して泣くんやで……」関本郁夫
「GSX400Sカタナと共に逝った」生江有二
「純さんのこと」連城三紀彦
沖山秀子
「喜怒哀楽のドキュメント」森崎 東
インタビュー:津川雅彦
「あきおちゃんのこと」井田 探
「私が会った役者」秋吉久美子
【追悼】
「西永福のさくらのこと」富岡ただふみ
木村栄文
「ある巨匠の死 テレビドキュメンタリーの虚と実」渡辺 考
「いいだ、ここがロドスだ」小中陽太郎
「相次ぐ訃報にある〈世代〉を偲ぶ」佐藤千穂
【シリーズ ジャンルから見る私の映画史VOL.8 緊急特別篇】
大林宣彦 佐藤千穂 桂 千穂 浦崎浩實
小野沢稔彦 大森一樹 大野直竹 中村賢作
【書評】
西嶋憲生 金子 遊編「フィルムメーカーズ 個人映画のつくり方」
吉田広明 林 瑞絵「フランス映画どこへ行く ヌーヴェルヴァーグから遠く離れて」
港 岳彦 町山智浩「トラウマ映画館」
前田年昭 劉文兵「証言 日中映画人交流」「中国10億人の日本映画熱愛史」
渡邉大輔 藤木秀朗編「日本映画史叢書14 観客へのアプローチ」
青山真治 大木雄高「下北沢祝祭行 レディ・ジェーンは夜の扉」
黒岩幹子 ケネス・アンガー「ハリウッド・バビロン」Ⅰ・Ⅱ
【連載】
長谷川元吉 映像(ムービー)カメラマン解体新書
大木雄高 「LADY JANE」又は下北沢周辺から
青山真治 稲川方人 荒井晴彦 千浦 僚 DVD NEW RELEASE この7枚をピックアップした
荒井晴彦×寺脇 研 韓米★映画合戦
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