映画芸術

脚本家荒井晴彦が編集発行人を務める季刊の映画雑誌。1月、4月、7月、10月に発行。2016年に創刊70周年を迎えました!書店、映画館、Amazon、Fujisanほかにて発売中。

映芸シネマテークvol.7 開催のお知らせ

6月1日(火)  『台湾人生』  『緑の海平線~台湾少年工の物語~』 日本統治下の台湾で日本語教育を受けた「日本語世代」5人の現在を追った酒井充子監督『台湾人生』、第二次大戦中に日本政府の募集を受け海軍の少年工となった台湾の人びとの記憶を辿る郭亮吟監督『緑の海平線』。前者が人物の記憶と感情に寄り添うのに対して、後者は映像、写真、史料を土台に人物の言葉を検証していく体裁を採る。そのせいか、日本と台湾それぞれの作り手が召還する日台関係の歴史は時として交錯し、時として反発し合う。この二作を同時に見ることで、日台関係の戦中戦後史を、そして歴史と向き合うドキュメンタリーのあり方を考えてみたい。トークゲストとして、『台湾人生』の酒井充子監督、『緑の海平線』の藤田修平プロデューサーのほか、テレビドキュメンタリーのディレクターとして活躍する渡辺考さん、そして脚本家で「映画芸術」編集発行人の荒井晴彦が参加。上映作品だけでなく、その後のトークも必見である。 『台湾人生』 台湾人生(小).jpg 監督:酒井充子 撮影:松根広隆 音楽:廣木光一 編集:糟谷富美夫  プロデューサー・録音:田辺信道 制作:協映 配給・宣伝:太秦 (2008年/日本/81分/カラー) http://www.taiwan-jinsei.com/ 第11回ゆふいん文化・記録映画祭松川賞大賞・観客賞 文化庁映画賞2008(文化・記録映画部門)大賞 『緑の海平線』 緑の海平線(小).jpg 監督:郭亮吟  製作:藤田修平 撮影:劉吉雄 音楽:Tibor Szemzo (2007年/日本・台湾/60分/カラー) http://www.quietsummer.com/Emeraldhorizon/SEnteringJ.html 開場:18時  開演:19時  ※本編の上映後に45分程度のトークあり ゲスト 酒井充子(『台湾人生』監督)  藤田修平(『緑の海平線』プロデューサー)  渡辺考(テレビディレクター) 荒井晴彦(脚本家) 会場:シアター&カンパニーCOREDO 千代田線乃木坂駅2番出口すぐ右隣のビル地下1階 港区赤坂9-6-41 乃木坂ビルB1 電話 03-3470-2252 http://www.tc-coredo.join-us.jp/ 入場料金 当日1,500円 予約1,300円(1ドリンク付き) * 当日はDVD上映になります。 * 予約は電話、メールにて承ります。下記まで、お名前、連絡先(電話番号/メールアドレス)、枚数をお知らせください。予約にて定員(45名)となった場合、当日券はございません。 主催:映画芸術+シアター&カンパニーCOREDO 企画制作:映画芸術 予約・問い合わせ 映画芸術編集部 TEL:03-6909-2160 FAX:03-6909-2161 メール:eigei★y7.dion.ne.jp  ★を@に変換してご入力ください