2012-01-01から1年間の記事一覧
「映画芸術」誌の2011年日本映画ベストテン&ワーストテンが決定しましたので、ご報告いたします。配点の詳細および選評については1月30日発売の本誌438号に掲載されます。 ベストテン 1 大鹿村騒動記 (阪本順治監督) 2 サウダーヂ (富田克也監督) 3 …
3回にわたって掲載してきたシンポジウムの採録もこれで最終回。映画館経営者、監督、俳優、研究者と立場の異なる四者が登壇したこのトークでは、会場に集まった配給業者や文化庁の担当者などからも発言があり、各々の意見が積極的に交換された。映画館の、あ…
こともあろうに2011年3月11日に先行お披露目上映が予定されていたため、上映の延期を余儀なくされた筒井武文監督作『孤独な惑星』だが、その日の非常事態に直面しても尚、主演の綾野剛の舞台挨拶を一目見んとする若い女子群は列を乱そうとしなかったし、5月…
シンポジウム「デジタル化による日本における映画文化のミライについて」の採録第2回は、工藤雅子さんによるヨーロッパの現状報告。世界で同時進行している映画館のデジタル化とそれに伴うVPF問題を、ヨーロッパ諸国はどのように受け止め、どのような方策を…